2020年の公式戦開幕について
関東学生アメリカンフットボール連盟から、今年度の公式戦についての方針が発表されましたので、ホームページから引用させていただきます。
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「一般社団法人関東学生アメリカンフットボール連盟は、本年度の公式戦について、以下の通り開催することとしましたので、お知らせいたします。ただし、本日時点で未確定の事項については、引き続き検討し、決定次第お知らせしていくこととします。
ファンの皆様におかれましては、ご理解賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
1.連盟の基本的な考え
新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けることになる今季は、競技団体としての社会的責任を踏まえ、「競技に関わる自分たちが感染しない、他人にうつさないと心掛けることが第一」、「安全最優先(選手および関係者の安全確保を最優先する)」の前提で、1試合でも多く公式戦を成立させることを目指す」ことを連盟の基本的な姿勢とします。
ただし、各チームの状況や各大学の方針がさまざまであることから、今季を「特別なシーズン」と位置付け、例年とは異なる形で実施いたします。このため、各チームから参加する上での同意書を取ることといたしますが、状況の変化によっては、開幕前の中止や途中での打ち切りもあり得えます。
2.日程・方式と判断時期
以下の3プランを用意し、「プランA」で準備を進めます。試合は原則として無観客といたします。
・プランA
1部リーグTOP8の開幕を10月中旬(日付は調整中)とし、各リーグはリーグ分割またはトーナメントで争う。7月末にプランAの実施可否を判断する
・プランB:
プランAの実施が不可の場合、1部TOP8の開幕を11月とし、各リーグともトーナメントで争う。8月中旬から下旬にプランBの実施可否を判断する
・プランC:
プランBの実施が不可の場合、12月以降に開幕し、交流戦(オールスター戦の場合もあり)を行うこととする
1)今季に限っての特例措置
・開幕に間に合わないチームについて、シーズン途中からの参加を認める
・以下のチームについて、新型コロナの影響とみなし、自動降格は適用しない
①シーズン不参加のチーム ②試合を棄権したチーム(人数不足による棄権を含む)
・別リーグから7人制リーグに参加するチームは、2021年は元のリーグに戻ることとする
・新型コロナの影響で実施できない試合は中止とする(不戦勝、不戦敗にはしない)
・1部リーグTOP8、同BIG8、2部リーグのタイブレイクは行わない(引き分けとする)
2)プランAの試合方式
・1部TOP8、同BIG8
リーグを抽選で2ブロックに分割し、各4チームでリーグ戦を行う。各ブロックの同順位同士による順位決定戦を含め、1チーム4試合を行う
・2部
AとBのブロックを抽選でさらに各2ブロックに分割し(計4ブロック)、各4チームでリーグ戦を行う。各ブロックの同順位同士(分割前のブロックが同じもの同士)による順位決定戦を含め、1チーム4試合を行う
※1部TOP8、同BIG8、2部のブロック抽選を7月13日(月)に行う
・3部
A~D各ブロックとも6チームによるトーナメントを行う(1、2位をシード)。1チーム2、3試合を行う
・エリア、7人制、医科歯科Ⅰ部、同Ⅱ部
参加チーム数によって、試合方式を柔軟に考える。医科歯科はⅠ部とⅡ部に分けずに実施することもあり得る
3.昇降格、順位付け、記録の扱い
1)昇降格
・原則として、昇降格は行わない。チャレンジマッチと入れ替え戦は実施しない
・ただし、自動昇格については、新型コロナの蔓延状況や医療現場の状況などを8月中旬から下旬にかけて総合的に判断し、適用することもあり得る(この場合に自動昇格するチーム数:1部BIG8から同TOP8へ=2、2部から1部BIG8へ=4、3部から2部へ=4、エリアから3部へ=4)
・自動昇格を適用する際であっても、当該リーグ(ブロック)の消化試合数が当初予定数の50%に満たない場合は、当該リーグ(ブロック)からの自動昇格を行わないこととする。なお、当初予定数、消化試合数ともに順位決定戦はカウントしない(例:4チームのリーグ戦であれば、当初予定数は6試合のため、3試合以上消化できれば自動昇格を行う)
・自動昇格を行う場合、リーグによっては2021年シーズンに自動降格を適用する
2)順位付け
・順位は『競技運営細則』に則って付けるが、あくまでも2020年限りの特別な順位とし、2021年には反映しないこととする。2021年は、2019年の順位を基にリーグを編成する(自動昇格を適用する場合、自動昇格したチームをどこに組み込むかは別に決める)
3)記録の扱い
・各試合の記録とシーズン通算の個人記録は有効とする
・シーズン通算のチーム記録は参考扱いとする」